パンダホビー(パンダモデル)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」製作記。



第二次大戦のドイツ軍の戦車です。元々チェコスロバキアが作ったものだけどドイツがチェコを併合して使ったという。
名前は1938年型のチェコ製(t)ということで、重さが38トンという訳じゃないです。
最近だとアニメ「ガールズ&パンツァー」でカメさんチームとしても活躍して知名度が上がったのかな?(形式が若干違うけど)。


【38(t)軽戦車E/F型】

1/16プラスチックモデルキット


定価 11,970円(税抜 11,400円)
メーカー:パンダモデル(パンダホビー)


今回パーツ一覧はありません!
全部撮影したんだけど誤って消したらしく・・・。

気になる方はホビーサーチへ・・・(笑)

ちなみにパーツ数はキットのサイズの割に大したことないです。
金属挽き物の主砲身、エンジンカバーなどのエッチングパーツ、分割可動式履帯、
ペリスコープなどに使うクリアパーツ、4タイプ選べるデカールが付いてます。
主砲身は金属挽き物とスライド金型で開口されたプラパーツのいずれかが選択出来ます。履帯は分割式のみ入ってます。



2013/05/27(月)

早速組み立て。
車体は板状のパーツを箱組み。
リベットの再現は車体内側まで忠実に再現されてるみたいだけど、インテリアパーツはありません。

転輪は実車ではゴムの部分が別体なので塗装は楽かも?

ちなみに、組立図には相変わらずというか誤記が多いので現物の形を見て付けていきます。(特にCランナーが滅茶苦茶(笑)))
2013/05/28(火)

砲塔まで組み立て。砲塔は内部を塗装するためにまだ接着はしてません。
前面装甲の窓は開状態で組立指示があるけど閉じました。
砲身は金属、プラ共に基部のパーツに通すのがきついというか無理なので、基部を削りまくりました。
2013/05/29(水)

フェンダーと、その付近のエッチングを取り付け。
フェンダーまわりのエッチングパーツは穴が開いていて、リベットに合わせてはめ込めます。
2013/06/02(日)

主砲前面装甲やサスの板バネ、マフラー、ペリスコープ等の合わせ目消しと、まだ切り出していなかった細かいパーツの表面処理など。
主砲身は2枚の板を貼りあわせているので、その合わせ目をSSTパテで埋めてます。
2013/06/03(月)

履帯に入る前に塗装。砲塔内部を白で塗装して、砲塔の各部を接着。
機銃は黒鉄色とかで塗り分けるんだけど、真っ白です。

インテリアはガルパンのカメさんチームだと白じゃなくて茶色っぽいんだけど、悩んだ末、白に(笑)。


主砲塔内部をマスキングして、全体をジャーマングレーで下地塗装、上からジャーマングレーにガルグレーを足したものでグラデーション。
この辺は1/72ドーラと同じ色。ジャーマングレーの車体はたぶんこれが定番になるかも。


エナメルの黒にジャーマングレーを少し足したものを溶剤で薄めまくって平筆で塗りたくる(ウォッシング)
その後溶剤を付けた綿棒で縦方向に拭き取り。これで雨だれや油汚れを表現。色を変えてサビや泥汚れもつける。

画像は砲塔のみやったところ。
2013/06/04(火)

車体全体までウォッシング完了。
綿棒いっぱい使ってます。



次に車体色に白を沢山足した色でドライブラシ。
ビッグスケールモデルだけど、1/35と同じかそれ以上にやるくらいが好みです。

2013/06/05(水)

やり残してたOVM(車外装備品)などの塗装。
金属部分は黒鉄色+銀でドライブラシ、木の部分はウッドブラウンとかその辺。

2013/06/06(木)

いよいよ履帯。
ランナーから切り取って1コマずつくっつけてピンを左右1本ずつ接着する、の繰り返し。
数は多いけど難易度は別に高くないです・・・が、ピンについて組立図では一切書いてない(笑)

ちなみにピンは履帯にくっつけてからランナーから切り離すと効率がいいです。
あと、流し込み接着剤を使うとピンが両方の履帯と接着されちゃうので普通のを使ってます。


片側終了。3時間ちょいくらい。
履帯の向きはとマーキング図ではなく箱絵が合ってるっぽいのでそれに準じてます。

2013/06/09(日)

両方の履帯の組立が終わったので基本塗装。
ジャーマングレー下地→黒鉄色→ガンクロームでドライブラシ。
ジャーマングレーの下地は別に要らないけど、何となく。

履帯はまだ外せるように最後のピンを付けてません。

ちなみに、予備履帯7コマと3コマをボディに接着するようになってるけど、それを使っても2コマ余りました。




2013/06/10(月)

完成。


パンダモデル(パンダホビー)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」完成画像

履帯に泥汚れとしてレッドブラウンをウォッシング、サビ表現としてエナメルのオレンジをスミ入れ、更に
エナメルの白にフラットアースを少々混ぜたもので派手にウォッシングして、全体をスーパークリアーつや消しでコートして完成。



パンダモデル(パンダホビー)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」完成画像

真横から
全長約285mm。軽戦車でも1/16となると結構な大きさになります。

壁やテーブルが汚いのはここで作業してるからです(笑)


パンダモデル(パンダホビー)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」完成画像

うしろから
履帯の調節用のバーや、エンジン始動用の穴はE/F型ではカバーを付けないのが正解らしい?
説明書には何も書いてなかったけど、1/16作るくらいならわかってんでしょ?って感じ?(笑)

マフラーは黒鉄色下地に、エナメルのブラウンを筆でポンポン叩くように乗せて行って、ところどころにオレンジも入れてそれっぽくしてます。


パンダモデル(パンダホビー)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」完成画像

可動は砲塔の回転、主砲の仰角、それに連動して照準器(?)、あとは2ヶ所ある機銃。
足回りもひと通り動くんだけど、割りとパーツのクリアランスがきついので、本当に動かしたかったら削ったりして調整する必要があります。


パンダモデル(パンダホビー)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」完成画像

1/35の戦車を持ってないのでアウトブリンダとの比較。
大体38(t)と同じサイズの装甲車です。


パンダモデル(パンダホビー)1/16 「38(t)軽戦車E/F型」完成画像

という訳で、割とゆっくり作業して実制作日数11日で完成しました。

久々のAFVはビッグスケールの戦車だったわけだけど、戦車は深く考えずにどんどん組んでけるので楽しいです。
戦車キットは大人になってからの経験値がほとんどない割に、自分の目指すゴールには辿りつけた感じで満足してます。

このキットの最大の特徴は「大きい」ということなんだけど、その大きさは軽戦車でも十分堪能出来ます。
値段を考えるとインテリアか、せめて車長のフィギュアくらい付いててもいいんじゃないかなーとか思ったりするけど。
あと、もしこのキットがB型とかだったらガルパン仕様も考えたかも(笑)。


次は・・・候補がいっぱいある(笑)。



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