ノンスケールSRX製作記。

ゲームの「スーパーロボット大戦OLIGINAL GENERATION」に出てくる、3機のロボが合体した 巨大ロボです(キットは合体しません)。
元ネタのゲームはやった事ないです(笑)。


【SRX】
ノンスケールプラスチックモデルキット。
定価 3,360円 (税抜 3,200円)。
メーカー:コトブキヤ




2006/12/11(月)

早速取り掛かります。
まあ、とにかく情報量の多いカラフルなロボなんだけど、その配色を成型色で再現するために 物凄いパーツ分割になってたりします。

画像では分かり辛いけど、同じランナーが2枚ずつある部分は重ねて撮影してるので実際は凄い事になってます。
というか、また2ついっぺんに作るので画像の倍のパーツがあります・・・。


そんなパーツ数にビビりつつ、まずは手始めに合わせ目を消す部分を一通り接着。
これが意外と少なくて、あとは合わせ目を消す必要が無かったり、色分けのためのこまごまとしたパーツが多いので 実は意外と楽出来るのかも?

と、楽観的だったりしたのは最初の方だけでした(笑)。
2006/12/13(水)

製作3日目にしてもう塗装です。
パーツ数が多いのでパーツの置き場に困るというか訳が分からなくなるので 表面処理の終わった部分から塗装をしてどんどん組み上げていく方針に。

このキットはスナップフィットなんだけど、パーツの合いがかなりピッタリなため 塗装すると塗膜の分だけはめ込みがきつくなって下手したら破損しちゃうので、 接続ピンに塗料が乗らないようにマスキングしたり、着いた塗料をデザインナイフなどで そぎ落としたりしてます。

2006/12/18(月)

初日に接着した部分が硬化したので、やっとパーツの合わせ目を消して、一部塗装して組み立てました。
腕部は肩のエンブレムみたいなの以外は完成、ボディも一部組みあがってます。
腕も脚も可動部で取り外しが出来るので塗装後に組み立てる事が出来て楽。

ちなみにスネやモモの赤と白のパーツはランナーで色分けがされているんだけど、 すり合わせの都合で組み立ててしまってからマスキングでわざわざ塗り分けてます。
2006/12/21(木)

肩アーマーと足首側面にそれぞれあるエンブレムのようなマークの塗り分け。2体分で16コ。
これはどうしようかなーと思って後回しにしてたんだけど結局オーソドックスに ラッカーの上からエナメルで塗り分けることに。

手順は、まず、ジャーマングレーで普通に墨入れしてエッジ以外をちゃんと拭き取り、その後に赤を乗せます。
こうすると赤の下からジャーマングレーが透けて墨入れの効果が少し残ります。
で、赤もはみ出した部分を拭き取るんだけど、ラッカーの白い塗装の上からエナメルの赤を乗せたあとに拭き取っても、 普通の綿棒ではしっかり拭き取れずにピンクっぽく残っちゃう事があります(画像右のほうとか)。
こういう場合は、モデラーズの綿棒セットの内の、細くて硬い綿棒を使って消しゴムのように ゴシゴシこするとしっかり落ちます。
この綿棒ってこういう使い道があったのか・・・(笑)。持っててよかったモデラーズ。
あ、もちろん、エナメルの溶剤を付けないとダメです。
2006/12/22(金)

スネパーツ基部を塗装。
これの塗装後に両側面にゴテゴテと沢山パーツを付けていくんだけど、 その接続用の穴が沢山開いているので、塗装時にはマスキングテープで塞いでおきます。
(接続が塗膜できつくならないように)
ちまちまやると貼るのもはがすのも手間なので、18mm幅のテープをビーっと一気に貼ってます。
画像は塗装後。マスキングをはがした跡がわかります。

スネに取り付けるヒザの青いパーツは後ハメのしようが無かったので 塗装後に接着、硬化するのを待つ間に頭部、その他のパーツを仕上げて置きます。
2006/12/27(水)

ヒザの青いパーツが硬化したので、ペーパー掛けをした後に青いパーツのみを塗装するためにマスキング。
画像はマスキングテープまみれのスネパーツ。・・・なんか無駄なような気がするけど(笑)。
塗装が終わったらスネの両側面にパーツを付けまくって脚が完成。

残るはサイドスカート(R-2の腕部)と、オリハルコニウムソードの刃の部分のみ。
終わったも同然です。
2006/12/28(木)

完成。
あー、疲れた・・・って無塗装も含めて3つ作ってたりして(笑)。

コトブキヤのプラキットは初めてだったんだけど、パーツの合いがちょっときつめな所以外は組みやすいキットで、 ディティールも全体的にシャープ。

全長は約17cmと、ガンプラMGの標準サイズより若干小さいくらいなんだけど、 比べると情報量がやたら多いとか関係なしに非常に精密に感じます。


ちなみに頭部ゴーグルの中の黒は別パーツで、ランナー状態で既に塗装済みだったりします。何てサービス過剰な(笑)。



前と後ろ。

3機のロボが合体したロボなので3機分のディティールが物凄い情報量です。
成型色で既にかなりの色がパーツごとに分けられているので、逆に油断して塗り分けるのを 忘れた部分も何箇所かあったり・・・(笑)。つか、複雑すぎ(笑)。
説明書のカラーの完成見本写真には死角があったりしたので他の資料を見ながら塗り分けた箇所もあります。

背中の羽の基部(R-1の腕)の赤いパーツは、赤いパーツ同士接着して、残りの接続ピンを全部切り落とす事で後ハメが出来ます。
ゾル・オリハルコニウムソードを構えたところ。

キットにはソード持ち手(右のみ)、握り手(左右)、平手(左右)が付属してます。
ヒジとヒザは二重関節になってて可動範囲はそこそこ。
でも、保持はあんまり強くない感じ。

腰の両サイドスカートと、背中の羽の基部はプラ同士のボールジョイント接続なんだけど、 挟み込みのため、塗装で困るのでボール部を削って接着しちゃってます。
未塗装でただ組み立てただけのものとの比較。
(3つ目を組んだ(笑))
ただ組むだけならものの2〜3時間で完成しちゃいます。

並べてみるといかに細かいパーツ分割がなされているかが分かります。
うーん、凄い。まるで間違い探し(笑)。

一応、右のが未塗装です。
間違い探しの答え(笑)。

右が未塗装です。

主だったところのみ抜き出してみたけど、このくらいアップにしないとほとんど気にならないかな?


うーむ、1/144くらいのでかいSRXは出ないのだろうか・・・。



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