コトブキヤ 1/144 R-GRAY1製作記。



タイトーの名作シューティングゲーム「レイフォース」の続編である「レイストーム」の自機「R-GRAY1」のプラキットです。
元々は原型師の伊世谷大士氏がイベント限定ガレージキットとして制作販売していたものをコトブキヤがプラキットにしたという経緯があります。
同じ経緯でプラキット化されたものに「斑鳩」があります。





【1/144 R-GRAY1】
1/144 プラスチックモデルキット。
希望小売価格 5,040円 (税抜 4,800円)。
メーカー:コトブキヤ



箱の中身。
白ランナーのパーツは真っ白ではなくグレーが入ってます。
パーツ側面のディティールを再現するためにスライド金型を使用しています。

まだパーツ。


まだパーツ。
細かい色分けを再現するためにパーツも細かくなってます。
クリアーのキャノーピーもあります。

こちらはディスプレイ用のスタンド。
機体の名前とシルエットが印刷されていたり、アームは一部組済みだったりしてここだけプラモっぽくないです。
素材はアーム、ベースともにABS。
2012/04/08(日)

早速組み立て。
まずはかるーく後ハメ加工なんかしてみたり。うん、組みやすい。しかも精密。
パーツの合わせ目も目立たないような分割になっているのでかなり楽ができそう。

画像じゃほとんど分からないけど、全ての面にモールドがあります。



2012/04/09(月)

パーティングラインや一部のパーツにあるヒケとかを処理しつつ仮組みが大体終わりました。
組立に関しては予想外に楽なキットで、もう塗装に入れそうな勢い。



2012/04/10(火)

塗装を開始しました。
色ごとのパーツにバラして、白はジャーマングレー下地の白立ち上げでほぼ真っ白に、赤は赤下地の赤+白いっぱいで濃いピンクくらいに。
それぞれ成型色より明るくしてます。
赤部分はもっと色を明るくというか薄くしてもいいかな・・・?

この後マスキングをして細部を塗り分けたりしてから墨入れ、つや消しコート、としていく予定。
今までならそこまで一気にやっちゃうんだけど、まあ、ゆっくりやります(笑)。


2012/04/12(木)

コトブキヤのキットはかなり細かく色別にパーツ分けされてるんだけど、それでも限界があるのでマスキングで塗り分けます。
面積の少ない方をマスキングすればテープの節約になるのは重々承知してます(笑)。
ちなみに赤い部分はオレンジと白を大量に足して、先日塗装した時よりも明るくしてます。
この後塗装するグレーもそれに合わせて、明るくて暖色系のガルグレーをチョイス。


2012/04/13(金)

塗装を大体終えてキャノーピー以外のパーツをひと通り組み付けてみたの図。
あとはキャノーピーの塗り分けと全体のスミ入れ、トップコートで完成という感じ。


2012/04/14(土)

楽しいスミ入れ。
エナメル塗料のフラットアースを使ってます。

機体中にモールドがあるこのキットはスミ入れをするとかなり効果的です。
繊細なモールドだけど、スジ彫りをしなおす必要は無い程度なので楽にできました。

画像はスミ入れが終わって綿棒ではみ出しを拭き取る前。
拭き取るときは模型製作専用の固い綿棒を使うとモールドのスミまで拭きとってしまうことを避けられるけど、 今回は普通に100均の綿棒を使ってます。





完成。


コトブキヤ「1/144 R-GRAY1」完成画像


キャノーピーの枠をマスキングして塗装して、全体をスーパークリアーつや消しでコートしてパーツをしっかり組み付けて完成。

キット全長は約16cm。
画像は大きいけどキットはそんなに大きくないです。




コトブキヤ「1/144 R-GRAY1」完成画像


正面から。
キャノーピーはクリアブルーでの塗装指定があるんだけど、
全体的に色を薄くしているので、トーンを合わせるために無色のクリアーしか吹いてません。


コトブキヤ「1/144 R-GRAY1」完成画像


後方から。


コトブキヤ「1/144 R-GRAY1」完成画像


下から。
下面のグレー部分はほとんど色分けされていなかったのでマスキングしたり筆塗りしたりで塗り分けてます。
まあ、下から見ることはほとんどないだろうというメーカーの判断でしょう。パーツが増えたらコストも上がるし。


コトブキヤ「1/144 R-GRAY1」完成画像


ゲーム視点?


コトブキヤ「1/144 R-GRAY1」完成画像

という訳で、約1年ぶりのプラキットは実作業6日で完成しました。

かなり久しぶりのプラモだったけど、非常に組みやすくパーツの合わせ目のことまで考えてあるので本当にストレスなくサクサクと進みました。
6日というのも平日は2時間弱くらいしか作業をしていないので、集中してやれば半分くらいでできちゃう感じです。
それでいてシャープな造形とモールドでかなりカッコいいモデルに仕上がってます。
値段は少々高めだけど、元々ガレージキットとして販売されていたときはこの定価の倍の値段だったのでお買い得感があったりします。

シューティングゲームのメカはここ数年で段々プラキット化が進んでいて、まだ増えていっているという嬉しい状況なので、また作りたいなーと。
と、いう訳で、今回はキットの出来のお陰でお手軽に満足できました。

次は・・・斑鳩かHGUCジュアッグ?
デュアルモデルのオプティマスプライムも製作中で止まってるし・・・さて。



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