フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様」製作記。



第二次大戦でドイツ軍が作りまくったトラックです。
商品名は抽象的だけど、オペルブリッツです。

1/76でシリーズ展開をしていたフジミが1/72で仕切りなおした期待の第1弾です。


【GERMAN MILITARY TRUCK】

1/72プラスチックモデルキット

2010年頃発売。
定価 1,680円(税抜 1,600円)
メーカー:フジミ


パーツ群。
車輪とキャビン周り。
キャビンはスライド金型にてフロントグリルまで一体パーツで成形されてます。



引き続きパーツ群。
荷台とシャーシ。
それぞれのブロックできっちりランナーが分かれているのはバリエーション展開を期待しちゃいます。





デカールと、窓ガラス用のクリアパーツ、それと金属シャフトが2本。
金属シャフトは車輪の軸に使うんだけど、それってなんかミニカーっぽい?



2011/05/03(火)

製作開始。
特に問題なくサクサク組上がります。
ただ、説明書のパーツナンバーの間違いが多いです。
車幅ポールや板バネの左右の番号も間違ってるので、図をよく見て組んだほうがいいです。
4種類ある車輪の番号が全部間違ってたのはなんというか・・・(笑)。

あと、クリアパーツはキャビンのしなりを利用してハメ込むので一回はめると外しづらいです。


大体のパーツを組み付けたところ。

非常にシャープなのが分かります。

ボンネットの脇に付けるOVM(車外装備品)以外は付いてます。





2011/05/05(木)

完成。


フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様(オペルブリッツ)」完成画像

塗装してデカールを貼ってスーパークリアーつや消しでコートして、窓を付けて、ひと通り接着して完成。
デカールは十字マークを貼らなかったので救護仕様ではなくなってます(笑)。



フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様(オペルブリッツ)」完成画像

真横から。
全長は約8.5cm。
カラーレシピは、ボディがクレオスのジャーマングレー下地、
ジャーマングレー+ガルグレー(多め)で立ち上げ、ウォッシングとドライブラシ。
幌はサンディブラウン下地、セールカラー立ち上げ。
タイヤは黒下地、ジャーマングレー立ち上げ、エナメルの白にフラットアースを少々混ぜたものでウォッシング。
窓枠はシルバーを筆塗りしています。


フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様(オペルブリッツ)」完成画像

後ろから。
後輪はダブルタイヤです。



フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様(オペルブリッツ)」完成画像

同スケールのベッドフォードQLDと並べたところ。
同じ3トントラックでも随分違います。
まあ、ベッドフォードは四駆オフロード仕様で、オペルブリッツは後輪駆動なんだけど。



フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様(オペルブリッツ)」完成画像

幌を外したところ。
ハメ込むだけなので幌は外れます。
でも、荷台の裏側は押出しピン跡だらけなので、あんまり見せられません(笑)。



フジミ1/72 「ドイツ軍用3tトラック救護車仕様(オペルブリッツ)」完成画像

という訳で、実製作日数2日で完成しました。

シャーマン、ベッドフォードに続いて沢山生産された車両その3です(笑)。

さすが日本のメーカーというか、カッチリしていて、それでいてシャープで繊細な造形です。
しかも値段も1,600円と、同クラスの新作輸入キットより安いし、国内での取扱店もかなり多いのが嬉しいところ。
難点を挙げるとすれば、クリアパーツの厚ぼったさと
車輪が金属シャフトで繋がってるのがちょっとミニカーっぽいかなーというところ。
後輪はデフギアでシャフトが完全に隠れるけど、この車両は四駆じゃないので前輪はシャフトが露出しちゃってます。

まあでも、そんなとこです。
このクォリティで新作がまた出ると思うと楽しみでしょうがないです。



次は・・・まだまだ作りたいものが沢山あって迷ってます(笑)。



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