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アオシマ1/700軽巡洋艦「大淀1944」製作記。



第二次大戦中の日本海軍の軽巡洋艦です。
軽巡洋艦の名前は川の名前から取っているそうで、 宮崎の大淀川が名前の由来だそうです。
同型艦は建造されませんでした。


【1/700ウォーターラインシリーズ

日本海軍軽巡洋艦 大淀1944】


1/700プラスチックモデルキット
定価 2,310円 (税抜 2,200円)
メーカー:アオシマ


2009/04/12(日)

那珂、妙高に続いて艦船モデル3隻目はアオシマの新キットの大淀1944。
これの前に出た大淀1943の格納庫や運搬軌条が面白そうだったので何となく候補に挙げていたんだけど、 限定キットだったためタイミング的に売ってなかったのでこっちにしました。
格納庫は廃されて軌条もほとんどないんだけど(笑)。

箱の中身は左の画像の通り。このほかに説明書(組立図+共通装備品の組立図)が入ってます。

右手前の色がちょっと違うランナー2枚は各キット共通の装備品パーツになってて、 使わないパーツも色々出るため、とっておけば他のキットに流用ができます。

今回はエッチングパーツがキットに付属しません。
まあ、大体のキットは付いてないのが普通だったりするんだけど。


という訳で、ディティールアップをするためにキットとは別にエッチングパーツ用意するんだけど、 大淀の場合はメーカー純正の専用エッチングパーツがあるのでそれを使います。
【アオシマ大淀1944エッチングパーツ】1,575円(税込み)。

艦橋窓枠や電探、トラス状のマスト、カタパルト、ボートダビッドなど色々入っているのでこれで足りるかと思ったら、 第2砲塔上の空中線支柱や、後部司令部施設上の探照灯台のトラスのエッチングがありません。

あと、手すりも一切ないです。


手すりはジョー・ワールドの大淀用追加パーツというのにシアー部(船首の傾斜の掛かった部分)の手すりがあるのでそれを使用。
シアー部以外の手すりは、追加パーツの説明書に指定のあった品番の同社の手すりを使います。

【ジョー・ワールドIJN大淀追加パーツ】(品番:JPE82)1,890円(税込み)。
【ジョー・ワールドIJN精密2弾手摺[直線]】(品番:JPE30r)1,785円(税込み)。

これで手すりもなんとかなったけど、ここまでで既にエッチングだけで5,000円くらい掛かってます(笑)。
うーん、エッチング付属のキットのありがたみがよく分かる・・・。

ていうか、前述した空中線支柱と探照灯台はないままなんだけど自作かな・・・?


細かいことは気にしないでとりあえず説明書通りに上部構造物を組み立てて、甲板上に仮置き。

やっぱり新しいキットという事だけあってエッチングなしでもかなりいい感じ。
特にファンネルキャップのディティールは頑張ってる感じなのでそのままにしちゃうかも。
まあ、その他はせっかく買ったのでエッチングは付けます(笑)。

船体のサイズは那珂と妙高の中間くらい。



艦橋より先に後ろに手をつけてみる。
カタパルト後部の構造物の支柱をキットのパーツにピンバイスで0.5mmの穴を開けてそれっぽくしました。
こんな感じのエッチングが売っていた気がするけど名前が分からなかったので(笑)。

ちなみにピンバイスを使う前に穴を開ける位置にデザインナイフで傷をつけておくと位置が大きくずれなくていいです。



2009/04/13(月)

艦橋まわりや後部司令室なんかは接着で合わせ目が出来るのでそれの硬化待ちの間に先に 1mmプラ板と3mmプラ角棒の組み合わせでベースを作ってみたり。
ベースのサイズは並べて飾った時の見栄えを考えて妙高と同じにしました。

船底パーツにもネジ穴の径が3mmのナットを仕込んでベースに固定できるようにしておきます。
金属のバラスト(反り防止を兼ねた重り)はプラパーツできっちり固定できるようになってるんだけど、瞬着で一応固定。

2009/04/14(火)

主砲にピンバイスで0.3mmの穴を開けてみる。

カッチリ感は金属に及ばないけど、コストを考えるとこれでもいいのかな?
もし金属砲身を付ける場合も結局穴を開けるんだから手間は大して変わらなかったりするし(笑)。
第1主砲塔の左舷側は失敗したのであとで埋めます・・・。



アンカーチェーンを金属に置き換え。定番工作です。
使用するのはアイコムの「ホビーチェーンD極小・小」の「極小」か、フラグシップの「超極細チェーン」(サイズは同じ)。

チェーンのモールドをモデリングチゼル(ノミ)で削って、チェーンの船主側を1mmのドリルで開口、 反対側の円柱状のディティールを切り取って(捨てない)、穴が開くのでプラ板で裏打ちして、 そこに0.5mmの真ちゅう線を挿して金属チェーンの折り返しにします。
で、切り取った円柱状のパーツを真ちゅう線の上に挿します。

説明が分かりづらいけど、まあ、図の通りです。
2009/04/17(金)

艦橋まわり。
手すり等を付けます。作業は細かいパーツを接着する前にやったほうがいいかも。
今回使用するジョー・ワールドの手すりは最下段が接着面になってるので、艦橋窓枠を付ける感覚でしっかり接着できます。
あとはジョー・ワールドの大淀用追加パーツの説明書の指示に従って、ラッタル(階段)を付けました。
C3パーツが艦橋ラッタルって書いてあるけど、説明書には別売のラッタルを使用するように指示があったりして混乱したり。

それから、このキットは全体的に出来はいいんだけどなぜかブルワークとかの壁状の部分が全体的に肉厚になってるので薄く削ってます。
(艦橋窓枠の真上は多層構造になって厚みがあるっぽいのでそのまま)
2009/04/18(土)

伸ばしランナーで双眼鏡を作ってみました。
伸ばしランナー2本を接着して適度な長さで切断したものを合計5つ。
前作った妙高もそうだけど、艦橋には双眼鏡の支柱だけは再現されているので、そこに取り付けます。
これもこれから定番工作になるのかな?



手すりや航空機運搬軌条、マスト、カタパルト等、船体の塗装に向けてエッチングを取り付け。
手すりは画像でも分かるかもだけど、繊細。それでいて取り付けは手軽で頑丈に出来るので、 あちこちに手すりのあるこのキットでも難なく取り付け完了できました。見栄えもいい感じ。
今後手すりのエッチングが付かないキットはこれがいいかな?

ちなみに舷側の手すりは船体両サイドの長砲身高角砲の部分で途切れるので注意。
すっかり忘れてて、ぐるっと一周手すりを取り付けちゃったので後でその部分を切り取りました(笑)。
2009/04/20(月)

艦橋の合わせ目をタミヤのラッカーパテ(溶きパテ)で埋めておいたのをペーパー掛けしました。
こういう作業は手すりとかを組み付ける前にやったほうがいいです(笑)。

それと、25mm三連装機銃をキット付属のものではなく、ファインモールドのナノドレッドという超精密 プラパーツに交換しました。キット付属の機銃がやたらでかく見えます(笑)。
値段がエッチング並みなんだけど、精密さもエッチングに迫っていて、 立体感と組み立て不要の手軽さではナノドレッドがリードしてるかも?
一応エッチングの三連装機銃も買ったんだけど今回はナノドレッドで行きます。


ここまで出来たら船体の塗装。
今回はペースが早く見えるけど、船体を先に済ませてるだけです(笑)。

手順はいつもどおりで、リノリウム甲板をリノリウム色(クレオスのレッドブラウン+ウッドブラウン+白)で 吹きつけ後、マスキングして、船体色(クレオスの舞鶴工廠色+白)を塗装、最後に船底を艦底色で塗装。
マスキングを剥がしたら筆ではみ出しや塗り残しをレタッチします。

毎回時間の掛かるマスキングだけど、今回は複雑な部分もなくかなり楽でした。
2009/04/22(水)

煙突です。
ファンネルキャップはプラパーツのディティールがいい感じなのでキットのままにして、 ジャッキステーだけエッチングを取り付けました。
ジョー・ワールドの間隔がLのものを使用。
煙突パーツのジャッキステーのモールドをペーパー掛けして消してから取り付けます。
モールドされていたジャッキステーは本数がなんか多いみたいなので、箱絵に習って5段にしました。

で、塗装まで済ませました。
ツヤツヤしてるけど、最後にウェザリングしてつや消しでコートするといい感じになります。多分。
2009/04/23(木)

主砲塔と前部マスト。
箱絵に習って主砲塔には垂直ハシゴと手すりをエッチングで付けました。
そして、第2主砲塔上の空中線支柱は、前回作ったフジミの妙高の窓枠確保のために買ったハセガワの妙高用エッチングが 余っていたので、それの空中線支柱を使いました。サイズ的に大きかったので最下段を切り取ってます。

それと、前部マストは艦橋の後部と繋がるフロアがあるんだけど、すり合わせが面倒そうだったので 艦橋側のフロアを切り取ってマスト側にくっつけちゃいました。
その上から手すりを付けて出来上がり。
2009/04/25(土)

艦載艇の塗装とダビッドの組みつけが終わったのでウェザリングです。
タミヤエナメルのジャーマングレーで墨入れ&ウォッシングをしたあと、同じくエナメルの白にジャーマングレーを多少足した 明るいグレーを筆でなるべく縦方向のストロークで適当に乗せて、一通り終わったらエナメル溶剤を付けた綿棒で 縦方向に拭き取ります。

残すは艦載機×2機と空中線。




2009/04/26(日)

完成。


アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

軽巡なのでスマートです。

ベースは相変わらず、プラ板とプラ棒で製作して、キットをネジ止めしてます。
白いプラ地のままだと劣化して黄ばむので、適当に塗装する予定。
キット本体は全体的に塗料に白を混ぜて明るい色調にしてます。キット全長は約27.5cm。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

後ろから。
空中線は0.15号の金属テグスで張っています。





アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

左舷側。
船体後部の独特なフォルムが魅力です。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

さらに真横から。
陸からは実際はこんな感じで見えていたのかな。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

真上から。
艦尾は軽巡らしく(?)丸っこいです。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

大きさ比較。
左からフジミの軽巡那珂、アオシマの軽巡大淀1944、フジミの重巡妙高。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

主砲塔付近のアップ。
これくらい寄るとピンバイスで開けた穴が見えます。
ちなみにこの迫力の3連装主砲塔は戦艦大和の副砲と同じものらしいです。どれだけでかいんだ、大和・・・。





アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

後部司令部施設。
上のトラス状の探照灯台は主砲塔空中線支柱と同じくハセガワの妙高用エッチングの余りの探照灯台を短く切った物を使用。
探照灯自体はファインモールドのクリアパーツを使ってます。
で、司令部施設の前部のラッタルなんだけど、ジョー・ワールドの追加パーツの説明書によると、
最下段の甲板のラッタルの角度と屋上に上るラッタルの構成が竣工時と改装後では違うみたい。
特に屋上に上るラッタルは、改装後は踊り場で上下に分割されてるらしく、途中に扉まであります。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

航空機作業甲板。零式三座水上偵察機が2機。
このアングルもなかなかかっこいいです。

で、司令部施設(元格納庫)の両側にクレーンが付いてて、左右で長さが違うんだけど、
アオシマ純正の大淀のエッチングクレーンは短い方がなんか設計ミスらしく、
下の面の折り曲げ位置が大きくずれてるためまともに組み上がらなかったり・・・。
しょうがないので適度な長さに切断して接着しなおしました。





アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

前から。
やっぱりスリム。




アオシマ1/700軽巡「大淀1944」製作完成画像

という訳で、艦船モデル3隻目である軽巡大淀1944は、過去最短の2週間と1日で完成しました。

3隻目ということで色々慣れてきたということもあって、更に新しいキットで、組みやすく設計されていたお陰で 順調に進んだのかな?

今回は初のエッチングなしのキットだったので、手すりをメーカー純正じゃないものを使ったんだけど、 お陰で繊細なのに使いやすいといういいこと尽くしのエッチングを知ることが出来て収穫でした。
また、前までに作った分で余ったエッチングも色々あったので経済的にも多少は楽でした(笑)。

もちろん、エッチングパーツを一切使わなくてもかっこいい「大淀」は完成します。


前々回の那珂、前回の妙高で得た教訓を生かして更にステップアップできたので今回も満足。

さて、現在軽巡が2隻、重巡が1隻だけど次は・・・?

予定では戦艦か駆逐艦です(両極端(笑))。




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