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ハセガワ1/700戦艦「日向」製作記。



第二次大戦中の日本海軍の戦艦です。
伊勢型2番艦。
戦艦の名前は日本の旧国名から取っているそうで、 宮崎県の「日向の国」が名前の由来だそうです。
同型艦の伊勢とともに、後に航空戦艦へと改装されることになります。


【1/700ウォーターラインシリーズ

日本海軍戦艦 日向


1/700プラスチックモデルキット
定価 3,360円 (税抜 3,200円)
メーカー:ハセガワ


2009/05/07(木)

艦船モデルにチャレンジを始めてから5隻目はハセガワのリニューアルキットの日向。
ついに戦艦です。
ウォーターラインシリーズは歴史が長いため、古いキットが新規金型でリニューアルされてたりするんだけど、この日向もリニューアル版です。

箱の中身は左の画像の通り。大きい上にパーツ点数もそれなりで、ボリュームたっぷり。このほかに説明書(組立図+共通装備品の組立図)が入ってます。

このキットはエッチングパーツが付属しません。
メーカー純正のエッチングパーツがあるのでそれを利用します。


メーカー純正エッチング。
A、Bの2種あるので両方買います。


【ハセガワ 3S-22 戦艦 伊勢級(伊勢・日向)【ディティールアップパーツA】】945円(税込み)。
【ハセガワ 3S-23 戦艦 伊勢級(伊勢・日向)【ディティールアップパーツB】】945円(税込み)。

この他にもハセガワからはクレーンやカタパルトを含んだ【QG5 伊勢/日向用汎用エッチングパーツ】というのがあるんだけど、
上記のAとBがあれば特に必要ないかも。

カタパルトとかの汎用パーツと複数必要な艦橋窓枠は別に用意する事にします。

手すりは大淀以来お気に入りのジョー・ワールドの精密手すりを使う予定。
早速組み立て。
このキットは最近の流行(?)の、船体を左右で張り合わせる方式になってます。
間に補強リブが3本入るようになってるけど、気をつけないと歪んで接着されます。
で、説明書には左右の船体と船底パーツを接着するように指示があるんだけど、ここは 甲板との合いが大事だと判断して、船底は後回しにして甲板(A1パーツ)と接着しちゃいます。
接着する際に、船底パーツもはめるだけはめて合わせておくといい感じ。
これで歪みや特に目立つ隙間もなく接着できました。

甲板のほかのパーツはまだ接着してません。
このままうまくやればマスキングで楽できるかも知れないとか思って・・・(笑)。


このキットは画像の矢印のある場所(甲板と左舷後方に合計5ヶ所)にパーツ取付け用の穴を開ける必要があります。
穴のガイドはパーツの裏にあるので組み立て前に開けたほうがいいかも。
4つは1mm径のドリルかピンバイスで開口。残りの1つは・・・穴のガイドがやたらでかかったので3mmのドリルを使ったらピッタリ。
プラモで3mmの穴を開ける指示のあるキットって初めてです(笑)。
ここにはカタパルトの基部がはまるようになってるんだけど、3mmのドリルなんか持ってないって人は カタパルトの基部の出っ張りを削り取って接着すればいいだけなので、別に頑張って開けなくてもいいかも。

この辺はバリエーションキットの航空戦艦の影響がパーツに出てるのかな?

2009/05/09(土)

せっかく大口径の主砲を装備している戦艦なので、砲身が開口済みでカッチリとした金属製に置き換えます。
使用したのは


【ライオンロア LE7041 日本海軍36cm砲セット】2,100円(税込み)。

伊勢型に装備されている主砲は合計12門もあるんだけど、ちゃんと12本入ってます。
砲身が真ちゅう製で、砲身基部の防水布がレジンキャスト製、更にエッチングで主砲塔用のラッタルと手すりが付属してます。


砲身セットに付属するレジン製の防水布パーツにはちゃんと砲身を差し込む穴が開いているんだけど、 防水布自体の形がなんか違うと思ったので(説明書の図とも違う(笑))、 キットの砲身をカットしたパーツを開口して使う事にしました。
開けた穴は0.5mm。
妙高の時みたいにシビアなサイズではなかったけど、穴を開ける時はちゃんと中心にくるように注意します。

あと、砲身を取り付ける前に主砲塔前面のラッタルは取り付けておいたほうがいいかも。


艦橋の組み立て。
多層構造になっている艦橋の両サイドには艦橋の根元から天井まで貫通する柱がモールドされているんだけど、 一体感が乏しく、また立体感も整形の都合上いまひとつだったので、モールドを削り取ったり穴を開けたりして そこに真ちゅう線を通して実艦みたいに貫通させました。
これのお陰で画像ではまだ各層は接着してないけど保持されてます。
このあと艦橋窓枠をエッチングに換えるため、艦橋の各層の保持が弱くなるけど、これで安心。
使用した真ちゅう線は1mm径のものがピッタリ合いました。
(歪まないように艦橋に穴を開けるのにはちょっと苦労しました(笑))
2009/05/10(日)

艦橋続き。
窓枠をエッチングに交換するために窓枠モールドをごっそり切り取ったり、 ディティールアップのために窓枠の下やブルワークのフチに伸ばしランナーで段差を付けたり。
画像は多層構造の艦橋の最下段の窓枠で、伊勢級用Bに入ってるもの。
同じエッチングセットにはほかにもあと1個窓枠のエッチングが入ってるんだけど、 艦橋に必要な窓枠は9個。全然足りません(笑)。


機銃とかは付けてないけど艦橋大体終わり。
窓枠エッチングの足りない分はジョー・ワールドの「精密窓枠セット Ver.A」の高さ1.1mmのものを付けました。
しかし、細かい窓枠はしょうがないとしても、2番目に大きい窓枠が伊勢級用セットに入ってないのは何でだろ?
2009/05/11(月)

煙突周りの探照灯台座のブルワークを薄く削ったり、トラスのやぐらをエッチングに交換したり。
トラスのやぐらはキットのままでもモールドが深く掘り込まれててなかなか悪くはないんだけど、エッチングにはかないません。
画像左がキットのパーツを組んでみたもの、右がエッチングのトラス。
接着してないので縦横がしっかりしてないけど、トラスが多重構造になってたりしていい感じになってます。
あと、プラパーツのやぐらには探照灯台の支柱がモールドされているので、これも何かしら後で再現します。
2009/05/13(水)

後部マストのエッチング。
傘の骨組みみたいになっているクロスツリー部分は折り曲げ部分をプラの支柱に形をなじませて接着するような図になってるけど、 ちょっと無理なので折り曲げる部分で切断して個別に付けました。
ちなみに、最上部の十字になっている部分が伊勢と日向の数少ない違いらしい。
2009/05/14(木)

キットをベースに固定するために船底パーツに3mm径の穴をドリルで前後2箇所開口してナットを仕込んだり、 ついでにバラストを固定したり、固定用のベースも作ったり、アンカーチェーンを金属チェーンに換えたり。
この辺はいつもの定番工作です。バラストの厚みが今まで作った巡洋艦の倍くらいあって、重い(笑)。
うーん、手に持った時の重量感とかも兼ねてるのかな?重くなると落とした時の破損率が格段に高くなるんだけど・・・ でもせっかくだから付けちゃう(笑)。
2009/05/18(月)

塗装に向けて船体をある程度進めます。
結局甲板は合わせ目が出来ちゃったり手すりで繋がったりする部分があるので接着しちゃいました。
船首の左舷側や左右舷側上段に出来る合わせ目はアルテコの瞬間接着パテで埋めて均一にならします。
船底は一通り塗装が終わってから付けるのでまだ。
後部リノリウム甲板にモールドされている軌条や甲板上の絡車(リール)は、あとでエッチングに交換するので削り取っちゃいます。
今回は甲板塗装前に手すりは付けません。
ここで木甲板の塗装。
今まで作った巡洋艦や駆逐艦にはない「木甲板」は、頑張ればひとつの見せ場になるところです。
板目が凸モールドながらモールドされているので、それに沿って短く切った0.4mm幅のマスキングテープまばらに少しずつ貼って、 微妙に色の違う木の色を塗り重ねて板張りの木甲板の雰囲気を再現します。

画像は下地にクレオスのタンをエアブラシで吹いて、その上からマスキングテープを適量貼ったところ。
この上から少し違う色を吹いて、というのを合計4回繰り返します。

この辺はTakumi明春氏の著書
「1/700戦艦の作り方」を完全に参考にしてます。
(このページのいちばん右下で紹介してます(笑))
2009/05/21(木)

下地のタンを含めて5色を塗り終わってマスキングを全部剥がしたところ。
板張りのような質感は出てるけどちょっとコントラストが強め。
でも、このあとエアブラシで陰影付けをしたり、再びマスキングをして船体色を塗り分けるとこのくらいが丁度よくなるという寸法・・・のはず(笑)。
2009/05/24(日)

船尾のリノリウム甲板と木甲板との境目をマスキングしてリノリウム色を吹きます。
木甲板の塗装前にリノリウムを塗った方がマスキングは楽だったかも。
終わったらマスキングテープを剥がします。
船体の塗装に向けて塗装済みの木甲板とリノリウム甲板をマスキングします。
小さく切ったマスキングテープをちまちまと貼っていきます。

今回の日向は作業時間のほとんどがマスキングという感じ。
大変ではないけど、時間は掛かります。

まあ、音楽でも掛けながら気楽にやってればいつかは終わります(笑)。
マスキングが一通り終わったら船体色の塗装に入る前にエッチングの手すりを付けます。
使用したのは繊細な上に使いやすいのでお気に入りの、ジョー・ワールドの「精密2段手すり(直線)」。
今回は、甲板の塗装後に手すりを付けてるけど、接着強度に関しては今までとさほど変わらない程度確保できてます。
マスキングの邪魔にもならないしこの順番はいいかも。

まだ手すりは半分も付けてないけど、これが終わったらいよいよ船体色の塗装です。
2009/05/25(月)

マスキングテープを貼ったまま放置しておくのは精神衛生上あんまりよろしくないので、 とっとこ手すりを付け終えて船体色を塗装しちゃいます。
んで、乾いたらマスキングを剥がします。
木目のマスキングから始まって随分マスキングしまくったけど、その苦労が報われる瞬間・・・うまくいってれば(笑)。
細かいはみ出しは、あとで筆でリタッチしたり墨入れでごまかしたりします。

ここまで出来たらあとは特に難しいことも考えずに完成まで気楽に作業できます(笑)。
2009/05/26(火)

船体の塗装が終わったので艦橋も塗装するため、やり残した部分に手をつけます。(画像は塗装後です)
まず、艦橋最上部に双眼鏡がないので付けます。床面にピンバイスで0.5mmの穴を貫通しない程度に開けて、 そこに0.5mm径の真ちゅう線を挿して接着、短くカットして、その上に伸ばしランナーで作った双眼鏡を接着して出来上がり。
これを5つ付けました。本当はもっとあるみたいだけど資料がなかったので・・・(笑)。
あとは艦橋の上部先端にエッチングのループアンテナを取り付けます。ループアンテナは純正のエッチングにもあるんだけど、 ちょっと支柱の長い、大淀専用の余った奴を付けてみました。
あとはヤード(横棒)の上の部分にジョー・ワールドの精密一段手すりを付けました。
2009/05/27(水)

再び船体。甲板の塗装前に削ったディティールをエッチングなどのパーツで復元します。
画像下は各パーツをそのまま塗装できるようにマスキングテープに貼り付けた状態。

パラベーンはピットロードの「日本海軍艦船装備セットVI」に入っているプラパーツ、絡車はジョー・ワールドの「IJN防水扉&リール」に入っている 一番小さいリール、キノコ型通風塔はクリッパーモデルの「キノコ型通風塔A」。
キノコ型通風塔は1/700のプラキットでは整形の都合上、名前通りのキノコ型になってないため、それを再現するための金属パーツ。
甲板上には様々な大きさのキノコ型通風塔がモールドされてるんだけど、戦艦は特に数が多くてそれを全部金属パーツに置き換えると とんでもない出費になるので、今回はお試しということで大きいのだけ6個を金属パーツに置き換えました。
差し込み部分の直系は1.1mmなので1mmドリルで開口したあと穴をちょっと広げて差し込んで接着してます。
2009/05/31(日)

船体後部のリノリウム甲板も削ったディティールをエッチングなどのパーツで復元。
航空機運搬軌条はジョー・ワールドのエッチングを使用。カタパルトはファインモールドの5,500t級用エッチングに入っていた余りを使用。
クレーンはキットのプラパーツの基部の支柱のみを残して、クレーン部は切り取って純正のエッチングに付け替えました。
他にも絡車やキノコ型通風塔も取り付け。
作業は軌条を一番先にやったほうがやりやすいです。

あと、このあと木甲板にシャドーを吹いて陰影を強調しました。
画像では第6主砲塔基部辺りで確認できます。
2009/06/01(月)

ここまで来てまだやってなかったファンネルキャップのエッチングの取り付け。
純正エッチングにあるんだけど立体的な曲げ加工が大変だと思って後回しにしてました(笑)。
基本、こういうのは「先が丸いもので押し付ける」というのが有効。
で、うまく形になったらゼリー状瞬着でガッチガチに固めて、あとで削って整形します。

その他、機銃座や探照灯の台座の支柱がキットでは省略されてたりするので、1mm径のプラ丸棒で再現します。
梁(補強版)も0.3mmプラ板で再現してます。

2009/06/03(水)

大小さまざまな10隻の艦載艇の塗装です。
ただ塗り分けただけだとなんか物足りないので、エナメルのフラットアースで墨入れをして引き締めてます。
画像にはないけど一緒にボートダビッドも塗装しました。
この辺を片付けたらあとは両サイドの副砲を仕上げて船体はほぼ完成。

2009/06/07(日)

予定通り副砲。
パーティングラインやゲート跡のペーパー掛けをしてから船体色をエアブラシで塗装して、 防水布を筆で塗り分け。
画像は接着面をマスキングテープに貼り付けて塗装を終えたの図。
はみ出しはリタッチします。

金属砲身に取り替えようかと思ったんだけど、左右合計16門もあるセットがなかったためキットのままです。

艦載機の塗装、組み立ても終わったので残すは空中線のみ。






2009/06/08(月)

完成。


ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

さすが戦艦、迫力があります。

ベースは相変わらず、プラ板とプラ棒で製作して、キットをネジ止めしてます。
白いプラ地のままだと劣化して黄ばむので、適当に塗装する予定。
キット本体は全体的に塗料に白を混ぜて明るい色調にしてます。キット全長は約31cm。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

後ろから。
後部のクレーンの先端に0.3mm真ちゅう線で作ったフックを付けてます。
空中線は0.15号の金属テグスで張っています。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

左舷側。
舷側の後部のダビッドはキットの箱イラストや手持ちの写真資料では折りたたまれていた感じだったので、それっぽいのを付けてます。





ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

さらに真横から。
やたら高い艦橋や、全体のレイアウトがよく分かります。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

艦橋付近アップ。
主砲塔上の手すりは金属砲身に付属していたもののサイズが合わなかったため、船体に使っている手すりと同じのを使ってます。
ライオンロアの砲身には色々付いてたけど結局砲身とラッタルしか使わなかった・・・(笑)。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

煙突とその周りの探照灯やぐら。
探照灯のは2mm系のドリルで穴を開けて、その中にWAVEのHアイズミニクリアの1.5mmのパーツを接着してます。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

正面からと真後ろから。
見るアングルによって色々楽しめます。
マスキングによる木甲板の板目表現は時間が掛かっただけあってよい感じ。
後ろの航空機は迷彩塗装の95式水上偵察機。
キットには2機しか付いてないけど、一応、キットの箱絵や手持ちの写真資料には3機載っているのが確認できます。
共通ランナーのパーツなので別キットの余りものでもう1機組めたんだけど、やめときました(笑)。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

重巡洋艦「妙高」(奥)と、駆逐艦「雪風」(手前)と並べて撮影。
戦艦はボリュームがあって重武装。格が違うのがよく分かります。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

パースきつめで撮影。




ハセガワ1/700戦艦 日向」製作完成画像

という訳で、艦船モデル5隻目である戦艦日向は、1ヶ月ちょっとで完成しました。

軽巡、重巡、駆逐艦と作ってきた上での戦艦なので、他の艦とのサイズ的な位置づけが分かったりしてなかなか感慨深いものがあります。 大きいだけあって作業量もなかなか多かったんだけどそれに見合うだけの満足感があります。

さて、現在軽巡が2隻、重巡が1隻、駆逐艦が1隻、そして戦艦が1隻だけど次は・・・?

立て続けに戦艦も作りたいんだけどちょっとしんどいかな?
まだ未定だけど空母か、外国艦にも手を出すかも。



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