アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」製作記・・・ではない。



TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ」より、重巡洋艦マヤです。 霧の艦隊と呼ばれる謎の艦隊の内の1隻で、第二次大戦に活躍した日本の重巡洋艦摩耶の形状を模した船、という設定です。



1/700 「重巡洋艦マヤ」

1/700プラスチックキット
定価 3,990円 (税抜 3,800円)※2014年4月1日より、税8%で4,104円
メーカー:アオシマ




これは電撃BOOKS「蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァBLUE COLLECTION」という
模型中心の単行本のために依頼のあった作例です。


アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

キットはフルハルなんだけど、海面プレート(別売)をくり抜くことによって洋上モデルにもなるようにしました。
くり抜きは超音波カッターにて。
波は鉄道模型でお馴染みのカトーが販売しているウォーターエフェクトというのを使って表現してます。





アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

後ろから。まだ空中戦を張ってない状態です。
エッチングは編集部からフジミの物を送ってもらい(アオシマ純正ではパーツが少ないため)、
それプラス、フライホークの徹底的にディティールアップできるやつを買って組み合わせました。
なぜそんなにエッチングを使ったか。気合が入ってたからです!(笑)





アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

海面プレートから取り外した状態。
スタンドはドールスタンドを加工したものを使用して、魚雷発射管に差しこむようにしてます。





アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

ローアングル。
バイナルパターンのデカールは受け取った時にまだ試作だったので切り離されておらず、全てデザインナイフで模様に沿って切り取ってます。
(製品版はちゃんと切り離されてます)




アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

バイナルパターンのデカールは貼る前に蛍光パウダーをクリアーに溶いたものをエアブラシで吹き付けて、ブラックライトで発光するようにしています。
画像のも空中戦貼る前のもの。
発光させるために、デカールの余白をきっちりと切り取る必要があり、そうするとデカールがものすごい細くなるので貼るのにも一苦労。
しかしその甲斐あって綺麗です。




アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

こちらは電撃ホビーマガジン2014年4月号(2/25発売)にて単行本の宣伝として掲載された記事。
作例ライターとして電撃ホビーマガジンに載った記念号です(笑)。





アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

そしてこちらがメインとなる単行本。
みっくすのマヤ作例は5ページに渡って岩井秀氏のコンゴウと一緒に掲載されています。
他にも凄腕モデラーの作例がいっぱい掲載、更には声優さんやスタッフさんのインタビューや詳細な設定資料など盛り沢山な内容になってます。


↓これですこれ!








アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

という訳で、艦船モデル12隻目である重巡洋艦マヤは、作業期間約1ヶ月半、実作業日数30日くらい?で完成しました。


まずは作例ということでエッチング作業に加えて、
海面プレートをくり抜いてフルハルでも洋上モデルに、走航波の表現としてウォーターエフェクトを使用、ブラックライトでデカールを光らせる、
と、課題が多かったので、通常の重巡を作るよりも時間は掛かりました。
また、製作開始がキットの発売前だったので、メーカーから編集部経由でテストショットを送ってもらって作業をしたんだけど、説明書がまだなくて、過去に発売された
普通の「摩耶」の説明書を見て組み立てることになって、新規パーツの細かい奴がどこに着くか分からなかったりしました(笑)

色々と苦労はしたけども、初の模型作例仕事を頂いて、それが好きな船、しかも注目作の「蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ」ということでもう大満足です。

このキットは掲載誌と一緒に宝物にします。

アオシマ 1/700 蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ「重巡洋艦マヤ」完成画像

あ、余談だけど、納品時に完成品を持っていくために作った保護ケースが各所から好評でした(笑)。

さて、次は・・・やっぱり同作品の「イ401」でしょう。



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